厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署
室内と室内に準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることです。
労働者の健康を保持・増進する観点から、労働者の受動喫煙を防止するため、「事業者および 事業場の実情に応じ適切な措置」をとるよう努めましょう。(労働安全衛生法第6 8 条の2)
平成2 7 年6 月1 日から
職 場 の 「 受 動 喫 煙 防 止 対 策 」 が
事 業 者 の 努 力 義 務 と な り ま し た
平成2 7 年6 月1 日から
職 場 の 「 受 動 喫 煙 防 止 対 策 」 が
事 業 者 の 努 力 義 務 と な り ま し た
事業者の皆さまへ
資本金や常時雇用する労働者の数にかかわらず、すべての事業者が対象です。
事業者は受動喫煙の現状把握と分析を行い、衛生委員会などで具体的な対策を決めて実施します。 また、対策の実施後は効果を確認し、必要に応じて対策の見直しを行いましょう。
対策の進め方は裏面に記載していますので、参考にしてください。
改正法や関係通達、支援事業の内容について、詳しくは、厚生労働省ホームページをご覧ください。
http: / / w w w . mhlw . g o. j p/ stf/ seisakunitsuite/ buny a/ koy ou_ roudou/ roudoukij un/ anz en/ kitsuen/ index. html
厚生労働省では、以下の支援事業を実施しています。ぜひ、ご利用ください。
厚生労働省が実施する支援事業
① 屋外喫煙所や喫煙室などの設置にかかる費用の助成(受動喫煙防止対策助成金) 対象事業主 :すべての業種の中小企業事業主
助成率 :1/2(上限2 0 0 万円)
問い合わせ先:事業場のある都道府県労働局の健康安全課または健康課
② 受動喫煙防止対策の技術的な相談の受付(電話相談・実地指導)(無料)
周知啓発のための説明会の開催、企業・団体の会合への講師派遣(無料) 対象事業主 :すべての規模・業種の事業主
相談ダイヤル: 0 5 0 - 3 5 3 7 - 0 7 7 7
事業委託先 :一般社団法人 日本労働安全衛生コンサルタント会(平成2 9 年度)
③ 空気環境の測定機器(粉じん計、風速計、一酸化炭素計)の貸出し(無料) 対象事業主 :すべての規模・業種の事業主
受付ダイヤル: 0 3 - 3 6 3 5 - 5 1 1 1 (F A X 0 5 0 - 3 7 3 0 - 9 3 7 5 ) 事業委託先 :柴田科学株式会社(平成2 9 年度)
職場 受動喫煙 検 索
▶ 受動喫煙とは?
▶ 法律の対象となる事業者の範囲は?
▶ 具体的に何をすればよいのでしょうか?
▶ 何か支援は受けられますか?
[平成2 9 年度版 ]
<職場の受動喫煙防止対策の進め方>
◆ 「事業者および事業場の実情」は時間とともに変化するので、必要に応じて、対策の 内容を見直しましょう。
◆ 事業場内に喫煙可能な区域(例:喫煙室)がある場合は、定期的に空気環境の測定を 行いましょう。
空気環境の目安
①浮遊粉じん濃度:0 . 1 5 m g / m3以下
※ 飲食店などで換気を行う場合、7 0 . 3 × (席数)m3/時間以上の換気量が目安
②一酸化炭素濃度:1 0 p p m 以下
③喫煙室内に向かう気流:0 . 2 m /秒以上(煙の漏れ防止のために必要な気流) 施設設備(ハード面)の対策例
・敷地内全面禁煙
・屋内全面禁煙(屋外喫煙所)
・空間分煙(喫煙室)
・十分な換気(飲食店など)
計画や教育など(ソフト面)の対策例
・担当部署の決定
・推進計画の策定
・教育・啓発・指導
・周知・掲示
※ ソフト面の対策は組み合わせて実施すると効果的です
◆ 対策の決定や計画の策定にあたっては、衛生委員会(安全衛生委員会)で調査・審議を しましょう。
※ 衛生委員会がない事業場も、関係労働者の意見を聞くようにしましょう。
▶ 対策の実施方法や測定方法の例は、平成2 7 年5月1 5 日付け基安発0 5 1 5 第1 号通達に記載されています。
▶ 「職場における喫煙対策のためのガイドライン」(平成1 5 年5月9日付け基発0 5 0 9 0 0 1 号)は廃止しました。 現状把握で収集する情報の例
①特に配慮すべき労働者の有無
(例:妊娠している方、呼吸器・循環器に疾患のある方、未成年者)
②職場の空気環境の測定結果
③事業場の施設の状況
(例:事業場は外壁に接しているか、事業場は賃借か、消防法や建築基準法などの他法令による 制約はあるか)
④労働者や顧客の受動喫煙防止に対する理解度、意見・要望
⑤労働者や顧客の喫煙状況
◆ 以下の例などを参考にして、事業者と事業場に関する情報を集め、求められる対策や 実施するための課題などを検討しましょう。
◆ なお、妊娠している方、呼吸器・循環器疾患のある方および未成年者は、受動喫煙の 影響を受けやすい懸念があるため、格別の配慮が必要です。
◆ (1)の分析の結果をふまえて、具体的な対策(実施可能な対策のうち、最も効果的 なもの)を決定します。
施設設備の「ハード面」と、計画や教育などの「ソフト面」の対策を効果的に組み合 わせましょう。
(1)現状把握と分析
(2)具体的な対策を決める
(3)対策を実施する・点検する・見直す